1体を作って動かす — 週次振り返りの初回実行(AIエージェント勉強記 第5回)

リード

こんにちは、ぽまらのです。

AIエージェント勉強記第5回 です。

第3回週次振り返り(weekly-reflect) の spec・prompt・実行の を書き、第4回3体全体の設計 を整理しました。
索引 「AIエージェントを自分で作る — 勉強記シリーズ」 の日常オペ3体のうち、ここでは ①だけを実際に動かす 手順と、初回試走のポイントを書きます。

第3回が 設計図 なら、第5回は 初回の試走 です。
② TODO整理・③ 記事提案は まだ作らない — 1体で失敗パターンと人間の確認を身につけてから、第6回で3体に広げます。


この回の全体像

flowchart TB
  S0["0 人間<br/>inbox 確認"]
  S1["1 ① 振り返り<br/>prompt 実行"]
  S2["2 人間<br/>weekly 修正"]
  S3["3 完了<br/>①単体の成功"]
  SKIP["②③ は<br/>第6回まで"]

  S0 --> S1 --> S2 --> S3
  S3 -.-> SKIP

  class S0,S2 human
  class S1 agent
  class S3 output
  class SKIP meta
  classDef concept fill:#e8f4fc,stroke:#3d7ea6,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef human fill:#fff3e0,stroke:#e65100,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef agent fill:#e8f5e9,stroke:#2e7d32,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef output fill:#f3e5f5,stroke:#7b1fa2,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef meta fill:#eceff1,stroke:#607d8b,stroke-width:2px,color:#1a1a1a

第5回の位置づけ — 「作る」と「動かす」

本シリーズでは 作る動かす を分けています。

内容① 週次振り返り
第3回spec + prompt + ファイル作成済み
第5回初回実行1体だけ動かす
第6回②③ を足して 3体で動かすルーティン全体

「動かす」とは、Cursor Agent に prompt を渡し、成果物 md が1枚できるまで を指します。
公開記事に載せるのは 手順と学び で、リポジトリ内の spec 全文は載せません。


実行前の準備

入力をそろえる(人間)

置き場第5回で必要なこと
inbox/当週の未処理メモ(空でも可)
todos/対象週の YYYY-MM-DD.md(あれば)
notes/当週更新した md(公開記事ドラフト等)

機密(APIキー等)は inbox に入れない — エージェントが読みます。

出力先を確認

  • .company/secretary/weekly/YYYY-Www.md
  • 同名ファイルがある週はスキップ(上書きしない)

対象週 YYYY-Www日本時間 で ISO 8601(日曜夜実行なら、その日を含む週)。


実行手順(①だけ)

日曜 21:00 JST 頃 を目安に、15〜20分程度。

作業担当
1inbox / todos / notes を軽く確認人間
2automation/weekly-reflect/prompt.md を Cursor Agent に渡すエージェント
3weekly/YYYY-Www.md新規作成 されたか確認人間
4要約を読み、事実関係を修正人間
5必要なら status: reviewed に更新人間

第5回では ここで終了 です。TODO整理・記事提案には進みません。

起動のコツ

  • prompt だけ渡すのではなく、「weekly-reflect spec に従って」 と一言添える
  • Agent に 仕様書を読ませる(第3回の「ルールを外に出す」)
  • 1回のセッションで weekly 1枚 — 停止条件を守る

成功の判定(①単体)

第5回の 一つの成果 = ①の1回が成功したこと(週次ルーティン全体の完了ではない)。

チェック内容
ファイルweekly/YYYY-Www.md1枚 ある
根拠sources_read に読んだパスが列挙されている
安全inbox / todos が エージェントによって変更されていない

人間の確認後:

  • [ ] 今週ない出来事が混ざっていない
  • [ ] 公開記事・大きなリリースが漏れていない
  • [ ] 来週の焦点が 1〜3個
  • [ ] 第6回の ②③ が読める 要約 になっている

失敗パターンと対処(①)

症状対処
出力先が 既存 でスキップ意図どおり。別週で試すか、人間がファイル名を確認
inbox が空で 中身が薄い仕様どおり。「記録なし」と1行でよい
推測 が混ざった人間が削除。spec の「入力にない事実禁止」を再確認
長すぎる各セクション 3〜7行 — spec を Agent に再読させる
inbox を 触られた① の禁止違反。spec / prompt を見直し、再実行
週番号が ずれた日本時間・ISO 週の確定を prompt 先頭で強調

1体だけなので、やり直しは ① だけ 再実行すればよいです(上書き禁止のため、誤った weekly は人間がリネームまたは削除してから再実行)。


記録の残し方(第6回に向けて)

初回実行の 証拠 を残しておくと、第6回・第7回の記事が書きやすくなります。

残すもの
生成された weekly/YYYY-Www.mdgit commit
修正前後の差分人間が直した箇所メモ
実行日時・週番号frontmatter の created
うまくいかなかった点箇条書きでよい

GitHub Actions 等の 自動化は第5回の範囲外 です。Cursor 手動で十分です。

初回試走の例(2026-W25)

本シリーズの 最初の weekly として weekly/2026-W25.md(2026-06-16 〜 06/21)を生成しました。
入力は主に notes 内の公開済み記事ドラフト(第1〜4回)とシリーズ設計メモ。inbox / todos は当週用ファイルがなく、古いメモのみでした。

項目内容
出力.company/secretary/weekly/2026-W25.md
状態status: reviewed(人間確認済)
今週の公開索引・第1〜4回(AIエージェント勉強記)
人間の次作業第5回記事を WordPress に公開

試走ログは git commit しておくと、第6回・第7回の before/after に使えます。


まとめ

  • 第5回は ① 週次振り返りだけ を作って動かす(spec / prompt は第3回済み)
  • 成功 = weekly/YYYY-Www.md 1枚 + 人間が事実確認
  • ②③ は まだ動かさない — 1体で失敗パターンに慣れる
  • 第6回: ②③ を作り、3体で週次ルーティン全体 を動かす

第3回 の型を、ここで 初めて実際に回す 回です。
索引・第4回 とあわせると、「設計 → 1体の試走 → 3体の本番」という流れになります。


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