「執着を手放す」アプリを作った — 記事の3つの練習をスマホで続ける(内省テック)

リード

こんにちは、ぽまらのです。

内省テック(Introspection Tech) の第2弾です。

前回の記事 では、執着を「悪い癖」にせず、気づく → 距離を取る → 小さな一歩 の3つの練習を書きました。記事の最後で「同じ練習を続けやすくするアプリを作る」と予告していた 「執着を手放す」 を作り、App StoreGoogle Play で公開しました。

この記事では、なぜ記事どおりの3ステップを軸にしたか初期バージョンで入れた機能 をまとめます。医療機器ではなくセルフケアの練習ツールである点は、前回と同じです。


この回の全体像

flowchart LR
  A1["記事1<br/>3つの練習"]
  A2["設計メモ"]
  A3["執着を手放す<br/>初期バージョン"]
  A4["ストア公開<br/>iOS / Android"]

  A1 --> A2 --> A3 --> A4

  classDef concept fill:#e8f4fc,stroke:#3d7ea6,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef app fill:#e8f5e9,stroke:#2e7d32,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef meta fill:#eceff1,stroke:#607d8b,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  class A1 concept
  class A2 concept
  class A3 app
  class A4 meta

記事からアプリへ — 設計の出発点

執着を「悪い癖」にしない で書いた3ステップを、そのままアプリの骨格にしました。

記事の練習アプリのステップ画面での体験
練習1 気づくステップ1「気づく」執着ログ(タイプ・感情・強度・メモ)
練習2 距離を取るステップ2「距離を取る」思考を「頭の中の出来事」として眺めるワーク
練習3 別の行動ステップ3「小さな一歩」価値観と小さな行動、または「今日は決めない」

記事だけだと「今日やったかどうか」が曖昧になりやすい。アプリでは 1日1本のフロー として固定し、ホームに 3/3 完了 と連続記録日数を出すようにしました。

執着のタイプも記事と同じ6分類です。

タイプ
人・関係返信、評価、距離
データ、道具
正しさ・コントロール完璧主義、「こうあるべき」
思考反芻、不安イメージ
過去・未来後悔、先の不安
アイデンティティ「こういう自分でなければ」

初期バージョンで入れた機能

初回リリース(v1.0.0)では、次の機能を入れました。

2-1. ホーム — 今日の3ステップ

  • 「今日のステップを始める」気づく → 距離を取る → 小さな一歩 を順に進む
  • 途中で閉じても、未完了のステップから再開できる
  • 3つ完了で「今日の3つのステップが完了しました」と表示

2-2. 執着ログ(気づく)

  • タイプ(6択)・感情(プリセット + 自由入力)・強度(1〜5)・任意メモ
  • 記録は端末内のみに保存(クラウド同期なし)

2-3. ワーク(距離を取る / 小さな一歩)

ステップ2は 「思考との距離を取る」 に固定。ステップ3は日替わりで次のワークをローテーションします。

ワークステップ
気づく1
思考との距離を取る2(固定)
30秒呼吸補助
価値と小さな行動3
別の見方を1つ3
今日は決めない3

2-4. 履歴・検索・ふりかえり

タブ内容
履歴カレンダー表示。色の点 = その日に完了したステップ。タイプ・ステップでフィルタ
検索過去のメモ・感情・ワーク回答をキーワード検索
ふりかえり7日 / 30日 / 90日 / 全期間。記録日数・ステップ到達率・強度の傾向・前の期間との比較

記事で書いた「記録を重ねるとパターンが見える」を、ふりかえり画面 で可視化するイメージです。

2-5. 設定・その他

  • 日本語 / English
  • 1日1回のリマインド通知(デフォルト 20:00)
  • 初回チュートリアル・免責事項の同意
  • 記入例(サンプル) — 保存されないデモ用シナリオ

画面フロー

緑 = アプリ内の練習 · グレー = タブ・設定

flowchart TB
  H["ホーム"]
  F["今日の3ステップフロー"]
  S1["① 気づく<br/>ログ入力"]
  S2["② 距離を取る<br/>思考との距離"]
  S3["③ 小さな一歩<br/>価値・行動など"]
  T["履歴 / 検索 / ふりかえり"]

  H --> F
  F --> S1 --> S2 --> S3 --> H
  H --> T

  classDef step fill:#e8f5e9,stroke:#2e7d32,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  classDef nav fill:#eceff1,stroke:#607d8b,stroke-width:2px,color:#1a1a1a
  class S1 step
  class S2 step
  class S3 step
  class H nav
  class F step
  class T nav

ダウンロード

ストアリンク
App Store(iOS)執着を手放す
Google Play(Android)執着を手放す

日本語・英語に対応しています。記録は端末内のみに保存され、サーバーへ送信しません。

画面ストアでの訴求
ホーム3ステップ完了・連続記録
履歴カレンダーとステップの色分け
検索過去の記録を探せる
ふりかえり期間別の到達率・傾向
設定言語・通知・免責

作ってみてわかったこと

うまくいったこと

  • 記事 → 設計 → アプリ の順で作ったので、機能がブレにくかった
  • 3ステップを1フローにまとめたことで、「今日やること」が明確になった
  • ふりかえりで「多いタイプ」が見えると、記事の自己理解パートとつながる

まだ手探りのところ

  • ストリーク表示 — 続ける動機づけとプレッシャーのバランス
  • ワークのローテーション — ステップ3だけ日替わりにしたが、好みはまだ未知数
  • 自分用の運用ログ — これから本番で使いながら記録していく

今後足したいもの

  • 「保持 vs 手放す」5つの問い
  • 書いて手放す(テキストを残す/捨てる)
  • 記録のエクスポート
  • ブログ記事への固定リンク(前回記事 など)

内省テックとしての位置づけ

内省テック は「考え方を学び、アプリで続ける」シリーズです。

コンテンツ役割
執着記事(日)なぜ・どう向き合うか(理論と練習)
執着を手放す(アプリ)毎日短時間で練習を回す
X 文案エージェント(別プロジェクト)仏教テーマの発信 — ブランドの別ライン

記事だけ、ツールだけ、ではなく 読んで → 試す → 記録する のセットにしています。


まとめ

  • 前回記事気づく・距離・小さな一歩 を、アプリ 「執着を手放す」 の1日フローに落とし込んだ
  • 初期バージョンで履歴・検索・ふりかえりまで入れ、App StoreGoogle Play で公開した
  • 医療機器ではなく セルフケアの練習ツール — 免責とトーンは記事と統一

自分の執着パターンを知る第一歩は、記事を読むことでも、アプリで1ログ残すことでもよいと思います。使ってみた感想があれば、コメントや X で教えてもらえると嬉しいです。


免責・お願い

このアプリと記事は 学習・セルフケア を目的としています。うつ病、強迫症、パニック障害など、日常生活に大きな支障がある場合は、自己判断だけに頼らず、医療機関や公的相談窓口の利用を検討してください。


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